連載・おサムライ様紀行5

5.行けぇーっ!《銀閣》
*若干、ハチ×キュウ風味があります。
お気をつけください。
ヘイハチの目の前を、ひらひらと誘うように舞っているものだから、むんずとその紅いものを摑んでしまった。途端に腕にかかる確かな重さ。そして殺気。
「あ・・・?」
とヘイハチが見上げると、自分の手の中にあるものと同じ色の瞳と出会った。
彼の紅い上着の端っこがヘイハチの手の中にあるせいで、すっかり上着の後ろがめくれあがってしまい(スカートめくり?)黒のボディスーツに覆われてはいるものの形の良い足があらわになっていた。
「キュウゾウ殿でしたか。いや、てっきり私はチョウチョを捕まえたと思いました」
キュウゾウが嫌そうに紅い上着を引っ張ると、ヘイハチの手からするりとその布が抜けていった。
「では、お詫びにおにぎりを差し上げましょう」
満面の笑みで、竹の皮の上に並んだおにぎりをひとつとると、キュウゾウに差し出した。だが、彼は小さく首を振って「いらない」という意思表示をした。
「そうですか。今朝、私が神無村を出る時にこさえてきたのですが、何かご不満でも?」
ヘイハチの目が、ゴゴゴッと(轟音?と共に)だんだん開かれて行く。
「いただこう」
キュウゾウはさっと、ヘイハチの手からおにぎりをとった。
ヘイハチの開きかけた目が、再び糸のように細められた。
「お粗末さまです」
銀閣寺の門の前で、男二人が向かい合っておにぎりを頬張っている。
キュウゾウがふっと手を伸ばして、ヘイハチの頬に触れた。
「?」
キュウゾウが自分の方へ向けた指の先には、飯粒が乗っていた。
「ありゃま、おべんとがついてましたか。こりゃどうも」
ヘイハチはあーんと口を開けて、キュウゾウの指ごとぱくっと食べてしまった。
その様子を見ていた、一部の女子達がざわついた。「キュウ×ハチ?」「ハチ×キュウよね」
キュウゾウはそろっと、ヘイハチの口から指を抜いた。
「カンベエは来たか」
キュウゾウが上着の端で指を拭くさまを見ながら、ヘイハチが答える。
「はて?私はひとりでこちらに来ましたので。カンベエ様は、えーと」
ヘイハチはおにぎりの包みを、しまい始めた。
「それよりも、私もまだ中に入っていないんですよ。一緒に銀閣を見ましょう」
キュウゾウの背中を押しながら進んで行くと、生垣の爽やかな緑が二人を迎えてくれた。現実から別の世界へ入ったような、そんな錯覚を起こさせる。
「赤い椿の花が、あなたの目の色に合っていますね」
そんなことを、ヘイハチはキュウゾウの目を覗き込む言い訳にした。
「金閣に比べて、地味ですけど、私はこちらの方が好きなんです。って、キュウゾウ殿!」
ヘイハチの目がぐわっと開いた。
「その白砂の上に、足跡をつけてはいけません」
キュウゾウが慌てて足を引っ込める。
「・・・承知」
まっさらな雪が積もっているのを見たら、この人、一番にその上を歩きたくなるんだろうな。と呆れながらも、その気持ちがわからないでもない。
キュウゾウの手が、そろそろと背中に伸びるのを見とがめたヘイハチ。
「それから」
目が、ぐわっぐわっと開く。
「向月台に、刀を突き刺さないでくださいよ。ほれ、あの遊び・・・棒の周りの砂をどんどんとっていって倒したら負けっていうヤツ、あれも駄目ですよ」
キュウゾウは背中の刀に伸ばした手を、引っ込めた。
「まったく。子供じゃないんですから、そんなことしないでください」
「やらん」
「あ。そうですか」
ヘイハチの見開かれていた目が、穏和ないつもの目に戻った。
しばらく二人で話もせずに、ぽけーっと庭園を眺めていた。
「キュウゾウ殿。清水寺へ行って、音羽の滝の縁結びの水を飲んでごらんなさい」
「縁結び?」
「カンベエ様に会えるように、っていうことですよ」
立ち上がったキュウゾウに、ヘイハチが懐からごそごそと取り出した袋を差し出す。
「はい、お土産。金米糖(コンペートー)です」
「子供じゃないって、さっき」
「子供♪子供♪」
ヘイハチは笑いながら、金米糖の包みをキュウゾウに握らせた。
不満そうに突っ立っているキュウゾウに向かって、
「行けぇーっ!」
と叫ぶ。目がらんらんと輝いている。
思わず、全速力で駆け出すキュウゾウ。
「うふふ。かないませんね、あの一途さ」
ヘイハチは自分も懐から金米糖を取り出すと、ぽいと口の中に入れた。先程のキュウゾウの指の感触が思い出されて、口の中はますます甘くなった。
(つづく)
お気をつけください。
ヘイハチの目の前を、ひらひらと誘うように舞っているものだから、むんずとその紅いものを摑んでしまった。途端に腕にかかる確かな重さ。そして殺気。
「あ・・・?」
とヘイハチが見上げると、自分の手の中にあるものと同じ色の瞳と出会った。
彼の紅い上着の端っこがヘイハチの手の中にあるせいで、すっかり上着の後ろがめくれあがってしまい(スカートめくり?)黒のボディスーツに覆われてはいるものの形の良い足があらわになっていた。
「キュウゾウ殿でしたか。いや、てっきり私はチョウチョを捕まえたと思いました」
キュウゾウが嫌そうに紅い上着を引っ張ると、ヘイハチの手からするりとその布が抜けていった。
「では、お詫びにおにぎりを差し上げましょう」
満面の笑みで、竹の皮の上に並んだおにぎりをひとつとると、キュウゾウに差し出した。だが、彼は小さく首を振って「いらない」という意思表示をした。
「そうですか。今朝、私が神無村を出る時にこさえてきたのですが、何かご不満でも?」
ヘイハチの目が、ゴゴゴッと(轟音?と共に)だんだん開かれて行く。
「いただこう」
キュウゾウはさっと、ヘイハチの手からおにぎりをとった。
ヘイハチの開きかけた目が、再び糸のように細められた。
「お粗末さまです」
銀閣寺の門の前で、男二人が向かい合っておにぎりを頬張っている。
キュウゾウがふっと手を伸ばして、ヘイハチの頬に触れた。
「?」
キュウゾウが自分の方へ向けた指の先には、飯粒が乗っていた。
「ありゃま、おべんとがついてましたか。こりゃどうも」
ヘイハチはあーんと口を開けて、キュウゾウの指ごとぱくっと食べてしまった。
その様子を見ていた、一部の女子達がざわついた。「キュウ×ハチ?」「ハチ×キュウよね」
キュウゾウはそろっと、ヘイハチの口から指を抜いた。
「カンベエは来たか」
キュウゾウが上着の端で指を拭くさまを見ながら、ヘイハチが答える。
「はて?私はひとりでこちらに来ましたので。カンベエ様は、えーと」
ヘイハチはおにぎりの包みを、しまい始めた。
「それよりも、私もまだ中に入っていないんですよ。一緒に銀閣を見ましょう」
キュウゾウの背中を押しながら進んで行くと、生垣の爽やかな緑が二人を迎えてくれた。現実から別の世界へ入ったような、そんな錯覚を起こさせる。
「赤い椿の花が、あなたの目の色に合っていますね」
そんなことを、ヘイハチはキュウゾウの目を覗き込む言い訳にした。
「金閣に比べて、地味ですけど、私はこちらの方が好きなんです。って、キュウゾウ殿!」
ヘイハチの目がぐわっと開いた。
「その白砂の上に、足跡をつけてはいけません」
キュウゾウが慌てて足を引っ込める。
「・・・承知」
まっさらな雪が積もっているのを見たら、この人、一番にその上を歩きたくなるんだろうな。と呆れながらも、その気持ちがわからないでもない。
キュウゾウの手が、そろそろと背中に伸びるのを見とがめたヘイハチ。
「それから」
目が、ぐわっぐわっと開く。
「向月台に、刀を突き刺さないでくださいよ。ほれ、あの遊び・・・棒の周りの砂をどんどんとっていって倒したら負けっていうヤツ、あれも駄目ですよ」
キュウゾウは背中の刀に伸ばした手を、引っ込めた。
「まったく。子供じゃないんですから、そんなことしないでください」
「やらん」
「あ。そうですか」
ヘイハチの見開かれていた目が、穏和ないつもの目に戻った。
しばらく二人で話もせずに、ぽけーっと庭園を眺めていた。
「キュウゾウ殿。清水寺へ行って、音羽の滝の縁結びの水を飲んでごらんなさい」
「縁結び?」
「カンベエ様に会えるように、っていうことですよ」
立ち上がったキュウゾウに、ヘイハチが懐からごそごそと取り出した袋を差し出す。
「はい、お土産。金米糖(コンペートー)です」
「子供じゃないって、さっき」
「子供♪子供♪」
ヘイハチは笑いながら、金米糖の包みをキュウゾウに握らせた。
不満そうに突っ立っているキュウゾウに向かって、
「行けぇーっ!」
と叫ぶ。目がらんらんと輝いている。
思わず、全速力で駆け出すキュウゾウ。
「うふふ。かないませんね、あの一途さ」
ヘイハチは自分も懐から金米糖を取り出すと、ぽいと口の中に入れた。先程のキュウゾウの指の感触が思い出されて、口の中はますます甘くなった。
(つづく)
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2006/04/28 |
- SAMURAI7 |
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もうすぐ3000
気がつくと、もうすぐ3000HITですね。
このような辺鄙なトコロを訪問してくださって、皆様本当にありがとうございます。
3000を踏んだ方、よろしかったらリクエストをどうぞ。
SAMURAI7でお願いします。
(地上波放送真っ只中なので(*^_^*))
キュウゾウ殿との絡みの小説になります。
絡ませたいキャラ、又はお題、何でも結構です。
お気軽にどうぞ。
このような辺鄙なトコロを訪問してくださって、皆様本当にありがとうございます。
3000を踏んだ方、よろしかったらリクエストをどうぞ。
SAMURAI7でお願いします。
(地上波放送真っ只中なので(*^_^*))
キュウゾウ殿との絡みの小説になります。
絡ませたいキャラ、又はお題、何でも結構です。
お気軽にどうぞ。
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2006/04/28 |
- お知らせ |
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連載・おサムライ様紀行4

4.キュウタロウさん 《金閣》
一際大きな機械のサムライが、肩に可愛らしい少女を乗せて歩いている。
「あ!おっちゃま、あのキンキラキン頭は、キュウゾウ様ですよ」
「本当だ。おーい、キュウの字ぃー!」
キクチヨがあまりに大きな声で呼んだので、観光客達は一斉に道を空ける。キクチヨからキュウゾウまで一本の道ができた。
キュウゾウが、キクチヨの方へ歩いて来る。
「カンベエが来ていると聞いた」
「えーとですね」
キクチヨの上のコマチが、口を開いた。
コマチは、キララの計画に薄々感づいていた。だから、ここにキュウゾウが現れたということは・・・。
(姉様、負け戦ですね)
ならばせめて、キュウゾウがカンベエに会うことは阻止させてもらおう。そんなことで、姉の無念を晴らそうと考えた。
「おっさまは、金じゃなくて、銀の方へ行ったですよ。銀閣寺ですね」
「かたじけない」
と出口へ向かおうとするキュウゾウを、キクチヨが引き止めた。
「おいおい、せっかく来たんだからさ、ゆっくりしていけよ」
キクチヨがキュウゾウの肩に手を置こうとすると、その手首を彼に摑まれてしまった。
「相変わらず馬鹿力だなあ、こんなに細っこいのに」
キュウゾウはふん、と手首を放した。
キクチヨは金閣を見上げて、自慢げに言った。
「ほら、見てみろよ、キュウの字。この金閣っていうヤツは、俺様にぴったりじゃねェか。キンキラで派手なところが」
「キュウゾウ様の頭の色とも、おんなじですね」
とコマチも笑った。
その時、さあっと雨が降ってきた。キクチヨは慌ててコマチを抱え込んで、自分の懐で雨宿りさせた。
キュウゾウは空を見上げて、まるで雨の感触を楽しんでいるようだった。
雨はすぐに止んで、太陽が顔を覗かせた。
金閣が雨で洗われ日の光を受けて、その色を益々輝かせた。
「うわあ、綺麗ですねー!」
コマチは思わず歓声を上げた。
すると、キュウゾウが風を切って跳んだ。
「何だ、野伏せりか?」
とキクチヨは身構えた。
キュウゾウは、すたっと金閣の屋根の上に立った。
「おお!やるねぇ、キュウタロウさん!」
「カッコイイです、キュウゾウ様。あのニワトリみたいです」
「鳳凰っていうんだよ」
「凄い、おっちゃま。頭いいみたいです」
「俺達も跳ぶか」
「無理です」
「俺様、サムライでござるが」
「無理です」
コマチは再びキュウゾウを見上げた。
金閣と良く似合っている髪を、柔らかく風になびかせている。口を真一文字に引き結んで、目は一点を見詰めていた。その思い詰めた表情が、コマチには痛々しく見えた。
「おっさまのこと、考えているですかねえ」
悪いことをしたかと、小さな胸がきゅんと痛んだが、確か銀閣寺にはアノ人がいるからいいかな、と思い直した。
「はいそこ、そこのまっかっかな服で頭キンキラキンのおまえ!今すぐそこから降りなさい!」
拡声器でキュウゾウに呼びかけているのは・・・。
「げっ!ウキョウ!」
「なんで、ここにいるですか」
と、同時に声を上げてしまうキクチヨとコマチ。
すると、ウキョウは今度は拡声器をキクチヨとコマチの方に向けて、
「都といえば、天主でしょ」
と言い放った。
キュウゾウはふっと口の端だけで笑うと、飛んだ。ニワトリか?いや・・・。
「火の鳥・・・」
いつか姉に見せてもらった絵本に描かれていた、真紅に燃える綺麗な鳥のことをコマチは思い出した。
(つづく)
「あ!おっちゃま、あのキンキラキン頭は、キュウゾウ様ですよ」
「本当だ。おーい、キュウの字ぃー!」
キクチヨがあまりに大きな声で呼んだので、観光客達は一斉に道を空ける。キクチヨからキュウゾウまで一本の道ができた。
キュウゾウが、キクチヨの方へ歩いて来る。
「カンベエが来ていると聞いた」
「えーとですね」
キクチヨの上のコマチが、口を開いた。
コマチは、キララの計画に薄々感づいていた。だから、ここにキュウゾウが現れたということは・・・。
(姉様、負け戦ですね)
ならばせめて、キュウゾウがカンベエに会うことは阻止させてもらおう。そんなことで、姉の無念を晴らそうと考えた。
「おっさまは、金じゃなくて、銀の方へ行ったですよ。銀閣寺ですね」
「かたじけない」
と出口へ向かおうとするキュウゾウを、キクチヨが引き止めた。
「おいおい、せっかく来たんだからさ、ゆっくりしていけよ」
キクチヨがキュウゾウの肩に手を置こうとすると、その手首を彼に摑まれてしまった。
「相変わらず馬鹿力だなあ、こんなに細っこいのに」
キュウゾウはふん、と手首を放した。
キクチヨは金閣を見上げて、自慢げに言った。
「ほら、見てみろよ、キュウの字。この金閣っていうヤツは、俺様にぴったりじゃねェか。キンキラで派手なところが」
「キュウゾウ様の頭の色とも、おんなじですね」
とコマチも笑った。
その時、さあっと雨が降ってきた。キクチヨは慌ててコマチを抱え込んで、自分の懐で雨宿りさせた。
キュウゾウは空を見上げて、まるで雨の感触を楽しんでいるようだった。
雨はすぐに止んで、太陽が顔を覗かせた。
金閣が雨で洗われ日の光を受けて、その色を益々輝かせた。
「うわあ、綺麗ですねー!」
コマチは思わず歓声を上げた。
すると、キュウゾウが風を切って跳んだ。
「何だ、野伏せりか?」
とキクチヨは身構えた。
キュウゾウは、すたっと金閣の屋根の上に立った。
「おお!やるねぇ、キュウタロウさん!」
「カッコイイです、キュウゾウ様。あのニワトリみたいです」
「鳳凰っていうんだよ」
「凄い、おっちゃま。頭いいみたいです」
「俺達も跳ぶか」
「無理です」
「俺様、サムライでござるが」
「無理です」
コマチは再びキュウゾウを見上げた。
金閣と良く似合っている髪を、柔らかく風になびかせている。口を真一文字に引き結んで、目は一点を見詰めていた。その思い詰めた表情が、コマチには痛々しく見えた。
「おっさまのこと、考えているですかねえ」
悪いことをしたかと、小さな胸がきゅんと痛んだが、確か銀閣寺にはアノ人がいるからいいかな、と思い直した。
「はいそこ、そこのまっかっかな服で頭キンキラキンのおまえ!今すぐそこから降りなさい!」
拡声器でキュウゾウに呼びかけているのは・・・。
「げっ!ウキョウ!」
「なんで、ここにいるですか」
と、同時に声を上げてしまうキクチヨとコマチ。
すると、ウキョウは今度は拡声器をキクチヨとコマチの方に向けて、
「都といえば、天主でしょ」
と言い放った。
キュウゾウはふっと口の端だけで笑うと、飛んだ。ニワトリか?いや・・・。
「火の鳥・・・」
いつか姉に見せてもらった絵本に描かれていた、真紅に燃える綺麗な鳥のことをコマチは思い出した。
(つづく)
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2006/04/26 |
- SAMURAI7 |
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連載・おサムライ様紀行3

3.素晴らしい人です 《東映太秦映画村》
修学旅行生と一緒に写真を撮っていたカツシロウは、見覚えのある紅い姿を見つけて、慌てて後を追った。
「キュウゾウ殿!」
背後から近づいたのが、いけなかったらしい。振り向きざまに抜刀され、切っ先がカツシロウの鼻先に突きつけられた。
「死にたいのか」
途端に、修学旅行生達が携帯電話のカメラを一斉に向ける。
「すっごーい!本物みたーい」
カツシロウは、といえば
「あ、貴方は素晴らしい人です」
今回もこの台詞で、ごまかしたのであった。
「カンベエは一緒か」
「いえ。先生達は先に発たれました」
キュウゾウはがっかりしたように、刀を収めた。
「キュウゾウ殿、実は私、財布を落としてしまいまして、ここでアルバイトをしているのです。少し融通して頂けると、ありがたいのですが」
「おのれの始末は、おのれでつけよ」
「先生と同じことを」
カツシロウは、大きなため息をつく。
「だが、だんごぐらいはおごってやろう」
信じられない、キュウゾウの優しい言葉であった。
「貴方は、素晴らしい人です」
今度は心から言った、カツシロウであった。
茶店に入って腰を下ろすと、キュウゾウは刀を傍らに置いた。すぐに熱い茶とだんごが運ばれて来た。
「キャーッ!」きぬを裂くような女の悲鳴。(ベタだ)
キュウゾウは右手でだんごをかっさらい、左手で刀をひっつかむと飛び出して行った。
「お待ちください、キュウゾウ殿!」
私のだんごまで!焦るカツシロウ。
「あ!忍者だ!」
子供が指差している方向を見ると、屋根から屋根へぴょんぴょん跳んで行く紅い姿が。口にはだんごをくわえている。
観光客達が喜んで、その姿をビデオに撮っている。
キュウゾウは女性を助けに行ったのではない、とカツシロウは確信していた。女の悲鳴のあるところ、もめごとあり=喧嘩だ。
彼は斬り合いをしたいだけなのだ。
「アノ人の頭の中、きっと和太鼓が鳴っているよ。戦闘態勢に入っちゃってるよ」
案の定、カツシロウが捨てられただんごの串をたどっていったところ、桜の木の下でキュウゾウがサムライ達と睨み合っていた。いや、一方的に彼が睨んでいた。
しかも、刀を抜いているし・・・。
「参る」
「らないでください!」
カツシロウの叫び声に、サムライ達に向かって突撃して行く気満々だったキュウゾウが足を止める。不満そうにカツシロウを見た。
「その方達は、サムライではありません。役者さんです。これは映画の撮影ですよ」
キュウゾウが刀を収めて、やっとその場の緊張が解けた。
「キュウゾウ殿、さっさと先生を追って行っちゃってください。私、アルバイトをクビになってしまいます」
「どこへ?」
「確か、金閣とか」
「ヤツは俺が斬る」
「はいはい」
「『はい』はひとつ」
「・・・はい」
キュウゾウが去って行く後ろ姿を見送っていると、映画監督がカツシロウのところに寄って来た。
「カツシロウ君、彼、いいねえ。雰囲気あるよ。知り合いならスカウト、してきてよ」
「やめた方がいいですね。あの人、本気でエキストラの方々を斬りますよ」
カツシロウの冷めたもの言いに、監督は背筋が寒くなった。
「おごってもらう御方を、誤った。キュウゾウ殿・・・だんご代は私が払っておきました」
カツシロウは、もう見えなくなってしまったキュウゾウに愚痴った。
(つづく)
「キュウゾウ殿!」
背後から近づいたのが、いけなかったらしい。振り向きざまに抜刀され、切っ先がカツシロウの鼻先に突きつけられた。
「死にたいのか」
途端に、修学旅行生達が携帯電話のカメラを一斉に向ける。
「すっごーい!本物みたーい」
カツシロウは、といえば
「あ、貴方は素晴らしい人です」
今回もこの台詞で、ごまかしたのであった。
「カンベエは一緒か」
「いえ。先生達は先に発たれました」
キュウゾウはがっかりしたように、刀を収めた。
「キュウゾウ殿、実は私、財布を落としてしまいまして、ここでアルバイトをしているのです。少し融通して頂けると、ありがたいのですが」
「おのれの始末は、おのれでつけよ」
「先生と同じことを」
カツシロウは、大きなため息をつく。
「だが、だんごぐらいはおごってやろう」
信じられない、キュウゾウの優しい言葉であった。
「貴方は、素晴らしい人です」
今度は心から言った、カツシロウであった。
茶店に入って腰を下ろすと、キュウゾウは刀を傍らに置いた。すぐに熱い茶とだんごが運ばれて来た。
「キャーッ!」きぬを裂くような女の悲鳴。(ベタだ)
キュウゾウは右手でだんごをかっさらい、左手で刀をひっつかむと飛び出して行った。
「お待ちください、キュウゾウ殿!」
私のだんごまで!焦るカツシロウ。
「あ!忍者だ!」
子供が指差している方向を見ると、屋根から屋根へぴょんぴょん跳んで行く紅い姿が。口にはだんごをくわえている。
観光客達が喜んで、その姿をビデオに撮っている。
キュウゾウは女性を助けに行ったのではない、とカツシロウは確信していた。女の悲鳴のあるところ、もめごとあり=喧嘩だ。
彼は斬り合いをしたいだけなのだ。
「アノ人の頭の中、きっと和太鼓が鳴っているよ。戦闘態勢に入っちゃってるよ」
案の定、カツシロウが捨てられただんごの串をたどっていったところ、桜の木の下でキュウゾウがサムライ達と睨み合っていた。いや、一方的に彼が睨んでいた。
しかも、刀を抜いているし・・・。
「参る」
「らないでください!」
カツシロウの叫び声に、サムライ達に向かって突撃して行く気満々だったキュウゾウが足を止める。不満そうにカツシロウを見た。
「その方達は、サムライではありません。役者さんです。これは映画の撮影ですよ」
キュウゾウが刀を収めて、やっとその場の緊張が解けた。
「キュウゾウ殿、さっさと先生を追って行っちゃってください。私、アルバイトをクビになってしまいます」
「どこへ?」
「確か、金閣とか」
「ヤツは俺が斬る」
「はいはい」
「『はい』はひとつ」
「・・・はい」
キュウゾウが去って行く後ろ姿を見送っていると、映画監督がカツシロウのところに寄って来た。
「カツシロウ君、彼、いいねえ。雰囲気あるよ。知り合いならスカウト、してきてよ」
「やめた方がいいですね。あの人、本気でエキストラの方々を斬りますよ」
カツシロウの冷めたもの言いに、監督は背筋が寒くなった。
「おごってもらう御方を、誤った。キュウゾウ殿・・・だんご代は私が払っておきました」
カツシロウは、もう見えなくなってしまったキュウゾウに愚痴った。
(つづく)
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2006/04/24 |
- SAMURAI7 |
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連載・おサムライ様紀行2

2.馬鹿め 《二条城》
京都駅で、ヒョーゴはお手製の旗を手にそわそわしていた。
先程到着した神無村のサムライ一行の中に、キュウゾウの姿はなかった。後から来るだろう、と聞いてヒョーゴはそのまま駅で彼を待っていた。
「ほんっとに、手のかかるヤツだ。団体行動ぐらいできんのか」
その横を、紅い影が通り過ぎて行く。
「おい!」
慌ててヒョーゴが呼び止めると、懐かしい紅い瞳が自分を見た。
「この旗が見えなかったのか」
と手にした旗を、ぱたぱたと振った。
『キュウゾウ様とその他大勢のオサムライ様ご一行』
キュウゾウの目が細められた。明らかに嫌悪感を示している。
「まあいい。(無視しよう)ここから、俺が案内役だ。行くぞ」
「カンベエは?」
「殺すぞ」
他の男の名前なんか出しやがって・・・。この、いけず。
−移動中−
「ここが二条城だ。戦艦に似ているな。戦を思い出す」
「飛ぶのか?」
「飛ばんわ!さあ、中へ入るぞ」
旗を振りながら歩くヒョーゴの後を、キュウゾウがついて行く。
♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪
キュウゾウが、足を止める。
「びくうっとかするな。廊下は、うぐいす張りになっておるのだ」
ふっと笑うヒョーゴ。
「それとも、おまえのそのヒヨコ色の頭から、声がするのかな?」
キュウゾウが刀に手をやる。
「抜くな!柱一本でも切ってみろ。おまえひとりが切腹しても、済まぬからな。ここは世界文化遺産に」
♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪
「おい!先に行くな。・・・ねえ、人の話、聞いてた?」
♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪
庭園に出ると、春の風が心地良い。ヒョーゴの口も軽くなる。
「花も咲いて、いい季節になったな」
「カ」
「あのおっさんの名をだすな」
「ふーん。おまえが、これほどまでにこだわるのは・・・アレか」
キュウゾウの目が、ヒョーゴの下方へ。
「な、何だ?」
キュウゾウは、口の端だけで笑った。
「あ!おまえ、思い出したな!俺の心の傷を」
ヒョーゴの顔が、真っ赤になってしまう。そして逆襲を考えた。
「おまえこそ、ソコを毎晩、あの変態おやじに可愛がられているんじゃないのか」
子供の耳を塞いで、家族連れが足早に通り過ぎて行く。一部の女性達が、好奇な目を向けてきた。
キュウゾウは、背中の二振りの刀を抜いた。
「おまえは世界文化遺産とやらではないから、斬ってもいいんだよな」
ヒョーゴもすらりと刀を抜いた。
「長い台詞をよく言えました!だが、手加減はせんぞ」
「参る」
風を切って、キュウゾウが走る。ヒョーゴが迎え撃つ。
「キュウゾウーーーォ!!!」
眼鏡に映る、キュウゾウの姿。
ヒョーゴの簪(かんざし)が真っ二つになって、地面に落ちた。ヒョーゴはがっくりと膝を折る。
立ち去ろうとするキュウゾウの背に向かって、ヒョーゴが言った。
「太秦には、サムライが大勢いるそうだ。そこにいるかもしれんぞ、あのおっさん」
「かたじけない」
キュウゾウが去ってしまうと、ヒョーゴは
「馬鹿・・・め」
半分はキュウゾウに、半分は自分に向かって呟いた。
(つづく)
☆ すみません。
二条城のうぐいす張りの廊下が、ピヨピヨとヒヨコの声に聞こえてしまいました。
先程到着した神無村のサムライ一行の中に、キュウゾウの姿はなかった。後から来るだろう、と聞いてヒョーゴはそのまま駅で彼を待っていた。
「ほんっとに、手のかかるヤツだ。団体行動ぐらいできんのか」
その横を、紅い影が通り過ぎて行く。
「おい!」
慌ててヒョーゴが呼び止めると、懐かしい紅い瞳が自分を見た。
「この旗が見えなかったのか」
と手にした旗を、ぱたぱたと振った。
『キュウゾウ様とその他大勢のオサムライ様ご一行』
キュウゾウの目が細められた。明らかに嫌悪感を示している。
「まあいい。(無視しよう)ここから、俺が案内役だ。行くぞ」
「カンベエは?」
「殺すぞ」
他の男の名前なんか出しやがって・・・。この、いけず。
−移動中−
「ここが二条城だ。戦艦に似ているな。戦を思い出す」
「飛ぶのか?」
「飛ばんわ!さあ、中へ入るぞ」
旗を振りながら歩くヒョーゴの後を、キュウゾウがついて行く。
♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪
キュウゾウが、足を止める。
「びくうっとかするな。廊下は、うぐいす張りになっておるのだ」
ふっと笑うヒョーゴ。
「それとも、おまえのそのヒヨコ色の頭から、声がするのかな?」
キュウゾウが刀に手をやる。
「抜くな!柱一本でも切ってみろ。おまえひとりが切腹しても、済まぬからな。ここは世界文化遺産に」
♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪
「おい!先に行くな。・・・ねえ、人の話、聞いてた?」
♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪ピヨ♪
庭園に出ると、春の風が心地良い。ヒョーゴの口も軽くなる。
「花も咲いて、いい季節になったな」
「カ」
「あのおっさんの名をだすな」
「ふーん。おまえが、これほどまでにこだわるのは・・・アレか」
キュウゾウの目が、ヒョーゴの下方へ。
「な、何だ?」
キュウゾウは、口の端だけで笑った。
「あ!おまえ、思い出したな!俺の心の傷を」
ヒョーゴの顔が、真っ赤になってしまう。そして逆襲を考えた。
「おまえこそ、ソコを毎晩、あの変態おやじに可愛がられているんじゃないのか」
子供の耳を塞いで、家族連れが足早に通り過ぎて行く。一部の女性達が、好奇な目を向けてきた。
キュウゾウは、背中の二振りの刀を抜いた。
「おまえは世界文化遺産とやらではないから、斬ってもいいんだよな」
ヒョーゴもすらりと刀を抜いた。
「長い台詞をよく言えました!だが、手加減はせんぞ」
「参る」
風を切って、キュウゾウが走る。ヒョーゴが迎え撃つ。
「キュウゾウーーーォ!!!」
眼鏡に映る、キュウゾウの姿。
ヒョーゴの簪(かんざし)が真っ二つになって、地面に落ちた。ヒョーゴはがっくりと膝を折る。
立ち去ろうとするキュウゾウの背に向かって、ヒョーゴが言った。
「太秦には、サムライが大勢いるそうだ。そこにいるかもしれんぞ、あのおっさん」
「かたじけない」
キュウゾウが去ってしまうと、ヒョーゴは
「馬鹿・・・め」
半分はキュウゾウに、半分は自分に向かって呟いた。
(つづく)
☆ すみません。
二条城のうぐいす張りの廊下が、ピヨピヨとヒヨコの声に聞こえてしまいました。
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2006/04/23 |
- SAMURAI7 |
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連載・おサムライ様紀行1

☆ 今日からキュウゾウ殿が京の都を旅する、おサムライ様紀行の連載がスタートします。
だいぶおふざけが入ってしまうので、ご注意ください。
各所で、他のおサムライ様達がキュウゾウ殿の案内役をしてくれます。
皆様お元気です。生きていらっしゃいます。
1.出立 《神無村》
*キララが黒いので、注意してください。
キララが旅支度をしている。かなり慌てている様子。
カタンと小さく音をたてて、戸が開いた。キララが振り向くと、キュウゾウが欠伸を噛み殺しながら立っていた。
キララはお泊りセットの入った包みを、押入れの方へ蹴飛ばしながら立ち上がった。
「キュウゾウ様、おはようございます」
にっこりと微笑む。心の乱れを、彼に感づかれてはならない。
「サムライ達がいない。カンベエも」
「皆さん、ご不浄かしらん」
キュウゾウの紅い瞳がキラリと光る。同時に背中の刀を抜く。と、キララの着物の袂が切れて、小さな袋がヒラリと地面に舞い落ちた。
「そ、それは・・・」
「俺宛てだな」
袋の表書きには、ご丁寧にもカンベエの字で『キュウゾウへ。早く追って来い』とあった。中には列車の切符が入っている。
キララは大きなため息をついた。
「キュウゾウ様、皆様はミヤコへ向かいました」
走り出そうとするキュウゾウを引き止めて
「いえ、そちらではなく、京の都です」
ちょうどそこへ、呼んでおいた早亀タクシーが来たので、それにキュウゾウを乗せてさっさと送り出した。
「駅まで、おサムライ様をお送りしてください」
昨夜、キュウゾウの徳利にだけ睡眠薬を入れて、とびっきりの笑顔で(カツシロウ様が柱の陰から見ていたっけ)彼に酌をした。それを飲み干すキュウゾウの喉元を、じっと見ていた。
「ご返杯を」
「いただきます」
酒は嫌いな方ではなかった。(未成年?だよね)
ごっくん・・・しまった!
二人同時にばったり倒れて、そのまま爆睡した。
「私が薬を盛ったことを、ご存知でしたのね。私の顔を立てて飲んでくださった・・・。それがキュウゾウ様の気遣いですか。その後、相討ちにもつれこむとは、さすがはおサムライ様」
キュウゾウを押しのけ、京都でカンベエと甘い夜を過ごそうという計画は、見事に失敗したのであった。キララの手の中の水晶が、濁った光を放つ。
「渇いているのは、私の方なのよねぇ。愛に飢えてるっていうのかなー」
キララは遠い目をした。
(つづく)
*キララが黒いので、注意してください。
キララが旅支度をしている。かなり慌てている様子。
カタンと小さく音をたてて、戸が開いた。キララが振り向くと、キュウゾウが欠伸を噛み殺しながら立っていた。
キララはお泊りセットの入った包みを、押入れの方へ蹴飛ばしながら立ち上がった。
「キュウゾウ様、おはようございます」
にっこりと微笑む。心の乱れを、彼に感づかれてはならない。
「サムライ達がいない。カンベエも」
「皆さん、ご不浄かしらん」
キュウゾウの紅い瞳がキラリと光る。同時に背中の刀を抜く。と、キララの着物の袂が切れて、小さな袋がヒラリと地面に舞い落ちた。
「そ、それは・・・」
「俺宛てだな」
袋の表書きには、ご丁寧にもカンベエの字で『キュウゾウへ。早く追って来い』とあった。中には列車の切符が入っている。
キララは大きなため息をついた。
「キュウゾウ様、皆様はミヤコへ向かいました」
走り出そうとするキュウゾウを引き止めて
「いえ、そちらではなく、京の都です」
ちょうどそこへ、呼んでおいた早亀タクシーが来たので、それにキュウゾウを乗せてさっさと送り出した。
「駅まで、おサムライ様をお送りしてください」
昨夜、キュウゾウの徳利にだけ睡眠薬を入れて、とびっきりの笑顔で(カツシロウ様が柱の陰から見ていたっけ)彼に酌をした。それを飲み干すキュウゾウの喉元を、じっと見ていた。
「ご返杯を」
「いただきます」
酒は嫌いな方ではなかった。(未成年?だよね)
ごっくん・・・しまった!
二人同時にばったり倒れて、そのまま爆睡した。
「私が薬を盛ったことを、ご存知でしたのね。私の顔を立てて飲んでくださった・・・。それがキュウゾウ様の気遣いですか。その後、相討ちにもつれこむとは、さすがはおサムライ様」
キュウゾウを押しのけ、京都でカンベエと甘い夜を過ごそうという計画は、見事に失敗したのであった。キララの手の中の水晶が、濁った光を放つ。
「渇いているのは、私の方なのよねぇ。愛に飢えてるっていうのかなー」
キララは遠い目をした。
(つづく)
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2006/04/22 |
- SAMURAI7 |
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お待たせしました
mica様へ
キリリクUP致しました。
お待たせしてすみませんでした。
左下のリンク「SAMURAI7の部屋」からお入りください。
「月下美人」という作品です。
イメージが違ってしまったら、ごめんなさいです。
尚、皆様のご意見ご感想は、こちらのコメントにお願い致します。
お気軽にどうぞ。
キリリクUP致しました。
お待たせしてすみませんでした。
左下のリンク「SAMURAI7の部屋」からお入りください。
「月下美人」という作品です。
イメージが違ってしまったら、ごめんなさいです。
尚、皆様のご意見ご感想は、こちらのコメントにお願い致します。
お気軽にどうぞ。
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2006/04/16 |
- お知らせ |
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お待たせしました
森河穂様へ
キリリクUP致しました。
お待たせしてすみませんでした。
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「飛翔」という作品です。
つたない構成と文章で申し訳ないです。
尚、皆様のご意見ご感想は、こちらのコメントにお願い致します。
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「飛翔」という作品です。
つたない構成と文章で申し訳ないです。
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2006/04/10 |
- お知らせ |
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勘久祭・Rに参戦しました
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2006/04/06 |
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